なくもんか

草なぎ剛が最強。つよぽんぽんちん。

女か虎か

スペシャリスト #3

 
今回本当に面白かった。最後のどんでん返しの証拠、真里亜の携帯の内容を宅間はいつ知ったのかってのがちょっと気になるけど(内容について話してるのは奈津美の車の中だよね?調書にでも書いてあったのかな)
しかし、「たくもぅ!なにこのオモチャ!」って千波は宅間のママなの?
千波「いたの?!」
宅間「 (・ω・) うん」     かわいい~(o´∀`o)

一本満足食べなきゃっ!ってみんなが気合い入れてるときに宅間さんはスニッカーズ食べてるのが笑える(笑)宅間は東京来てから外国のお菓子ばっかり食べてるね、きっと滝道が宅間に与えてるんだ、( 滝∀道)「宅間君これ好きでしょ?」って。

 ところで、宅間の方こそ我妻が出て行ってからの手際が良すぎるよね、我妻が焦った様子で出て行っても、千波が言い出すまで放置するし。宅間はわざと我妻が資料を手にとるように工作したのかもしれない。だとしたら「我々」の為に我妻や仲間を駒の一つとして使った?・・・宅間さん怖い!自己中!(笑)宅間の真意はわからないけど、宅間が黒になる可能性を密かに感じさせるストーリーだったのかも。今の宅間は白なのかグレーなのか黒なのかよくわからない、なにを考えているかわからないよ宅間さん。おもしれ~!
唯子堀川コンビは行動力◎男前度◎でいいっすわ~二人のおかげで宅間さんがソファーに寝そべって推理できる。寝そべってはないけど(笑)宅間自身はあまり動かないほうが好みだな、物語の動きにメリハリがつくし、慌ただしくない。

取り調べシーンたまらん。草彅さんって普段もそうだけど、1対1が一番力を発揮するのかもしれない。だから大勢に向けて演説するようなまっとうなヒーローものより、誰かに近接した役柄が多いのかも、と今回思った。草彅さんの演じる役が共感や同調を得ることが出来るのも、視聴者と画面を通して1対1になるからってね。で、取り調べシーン。宅間は物腰は柔らかい筈なのに、恐ろしくするどい。絶対逃さねぇぞって、何も見逃さねぇぞって全身で言ってる。追い込み方がさ、引いたかなって思うとグググッと押し迫ってくる、で、またスッと引く。この緩急しびれるわ。
結構な酷いことを言われた我妻にかける言葉が「大変だったね、お疲れさま」だけなのがいい。犯人や仲間の心情にあまり寄り添わない宅間のキャラクターが好きだ。でも、その後の「わかるんだよね、俺」が今回は哀しさと諦めのようなものを感じた。宅間に暗い影を落とした10年、これから真相に近づくにつれその影の部分が顕著に見えてくるのかな。ヒドイ言い方だけど楽しみだ。

ほんと3話は面白かった。女か虎か。犯人が一貫して「女」を貫き通す、いい犯人だった。女の嫉妬と矜持、ある意味でカッコイイ。これが真里亜への情で殺さなかった、みたいなつまんない動機じゃなくてよかった。「助かるために開けるのは白いほうよ」とか本当に底意地悪いわ!(笑)頭脳派vs頭脳派、性悪vs性悪はおもしろい!